また、家庭内感染のリスクは最初に発症した人が配偶者ではない家族よりも配偶者で、無症状の家族よりも症状が出ている家族で、感染者に接触した人が小児よりも成人であった場合に高まることが分かりました。
小児は新型コロナウイルスに感染しにくい可能性が報告されており、家庭内感染でも小児より成人でリスクが高いといえそうです。また、この研究では症状がない人よりも、症状がある人からの感染が多いという結果でした。
しかし、新型コロナウイルスは無症状者からも感染することが知られています。症状が出ていなかったとしても、感染していることが明らかであるのなら、同居家族との接触を避ける必要があるでしょう。
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