病気を近づけない体のメンテナンス

足<上>「足寿命」を決めるポイントと3つの体操 国内初の足の総合病院院長が教える

写真はイメージ

①椅子に浅めに腰をおろして、リラックスした状態を保つ。足は肩幅程度に軽く開く②足の裏は完全に床につける。足首はなるべく真っすぐにし、つま先を少し外側に向ける③右足のかかとと小指を床につけたまま、足首を少し倒すようにして親指側を浮かす④そのまま小指で床をサッサと掃くように、内側へこする。このとき足のアーチに力を入れ、ふくらはぎの内側の筋肉をしっかり使う感覚で行う⑤左足も同じように行う。

 これを左右10回ずつで、1日3セットを目安にする。

【足裏の筋量がアップする「足裏そらし」】

①椅子に浅めに座る。足は肩幅くらいに開き、すべての足の指を床におろす。足を出す角度は、くるぶしが膝より前にくるようにする②足のアーチを強く引き上げる感覚で、すべての足の指を大きく反らす。このとき指の間をできるだけ広げる③(2)の状態から親指だけをおろす。他の指はピントを反らし、足のアーチを引き上げたままにしておくのがポイント④足のアーチの力を抜かないまま、残りの4本の指をおろす⑤最後に、床をつかむように足のアーチに力を入れ、すべての指の付け根(MTP関節)を曲げ、ギュッとつま先を持ち上げる。

 これを左右5回ずつで、1日3セットを目安にする。

 次回は「正しい足のメンテ術」を紹介する。

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