独白 愉快な“病人”たち

放送作家・野々村友紀子さんが語る「ムズムズ脚症候群」との苦闘

野々村友紀子さん(C)日刊ゲンダイ

 こうして話している間にも意識が脚に向かうので、「思い出しムズムズ」になりそうなんですけどね(笑い)。

 学んだこと? いや~なんやろ。でも眠れない夜、世界中にムズムズしている人が自分と同じように今暴れていると思えば、つらい夜もなんとか乗り越えられる。あと、「体力がゼロになると人間は勝手に寝る!」ってことですかね(笑い)。 今のところ、あまり症状が出ないので、病院を受診する予定はないんですけど、いつかまた頻度が上がってきたら、受診しようと思っています。そんなこと言ってて、今夜出るかもしれません。

(聞き手=松永詠美子)

▽野々村友紀子(ののむら・ゆきこ)1974年、大阪府生まれ。92年、大阪NSCに入学しコンビで活動していたが、99年に解散し放送作家に転身。2002年にお笑いコンビ・2丁拳銃の川谷修士と結婚し、出産・育児を経て12年に仕事復帰した。漫才やコントの脚本、劇場ライブの構成・演出などを手掛けるほか、NSC東京校講師、アニメやゲームのシナリオも制作。「強く生きていくためにあなたに伝えたいこと」など著書多数。

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