寝ているのに眠い…睡眠の質を高めるコツと寝具の選び方

(C)RyanKing999/iStock

「マットレスを選ぶ時は、実際に寝て試してみて自分の体にあった硬さのものを。体格や体重で人それぞれ合うマットレスが異なります。硬すぎると腰や肩の部分が圧迫されて血行が悪くなり、柔らかすぎると体が沈み込みすぎて負荷がかかります。マットレスを変えたら腰痛が消えた、目覚めが良くなった、という人もいます」

 購入後にお試し期間がついているマットレスも複数のメーカーから発売されているので、腰・肩の痛みが気になる人は、そういったところで購入するのも手だ。

 ちなみにマットレスは消耗品。耐用年数は商品によるが、それを超えて使っているとマットレスがへたってしまい、体圧分散がうまくできなくなる。それも体への負荷につながる。

 枕はどう選べばいいのか?

「枕に頭を乗せて横になった時、頚椎がのびて負担がかからない姿勢になるのが大事です。ちょうど良い高さのものがなければ、バスタオルなどで調整するのもいいでしょう」

「首にシワができるから枕を使わない」という人がいるが、うつ伏せ寝が主ならまだいいものの、仰向け寝や横向き寝だと、枕なしは首に負担をかける。枕は使ったほうがいい。

 秋の夜長、質の良い睡眠を獲得したい。

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