コロナ禍で人気に拍車「カラコン」による目のトラブルには要注意

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「先ほど申し上げたようにカラコンは一般的に、通常のコンタクトレンズに比べて酸素透過性が低いといわれており、通常レンズの10分の1の酸素透過性しかないものもあります。ですから、そのなかでも『Dk/L値』が高いものを選ぶのがいいでしょう。カラコンのパッケージに記載されているので、比較するポイントになると思います」

 ちなみに酸素透過率の基準値は「80Dk/L」。それ以上であれば裸眼を100%とした時の97%ほどの酸素を通してくれるものと考えられている。

「もし、目に充血や異物感、痛み、まぶしさ、かゆみなどを感じたら迷わずカラコンを外して眼科医を受診することが大切です」

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