最適な治療にたどり着くまでの、経済的かつ肉体的な負担を減らす意味でも、今回のシステム開発は大きな意義があるでしょう。
グループによれば、細胞の採取から予測判定まで1カ月を要すとのことですが、これまでの負担やタイムラグとは比べものになりません。
それに早期がんの患者が手術時の検体を提出して治療効果予測システムを頼んでおけば、再発や転移などで抗がん剤を使う時はすぐにベストの薬剤を使うことができます。2年後の実用化が楽しみです。
Dr.中川 がんサバイバーの知恵