幸先の良いスタートを切るための正月食事術

七草がゆを食べる良いタイミングとは? 7日が定番だが…

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 地域の違いからも分かるように、「七草を食べる」=「よりたくさんの野菜を摂取しよう」、野菜が取れない雪深い地域であれば「なるべくたくさんの食材を摂取しよう」といった解釈にもつながるのではないでしょうか。お正月は少し気を抜くと野菜が不足しがちな時期です。七草を用意することよりも、お正月に「どの栄養素が不足しがちだったか」を考えて身体に取り入れていくことが必要になってくるのかもしれません。

 また、今年は遅い場合は11日から仕事始めの方もいらっしゃると思います。七草がゆを「胃腸休息」の意味でとらえたとしたら、実際いつ食べるのがよいのでしょうか。 胃壁は何らかの原因で荒れてしまった場合、12時間ほどたつと修復され始め、およそ48時間程度で元に戻るといいます。年齢が重なると少しこの修復までの時間は延びますが、おおむね2~3日を考えていおけば良いかもしれません。ということは、胃腸を休める期間を1月8日あたりからスタートすることで、11日の仕事始めにもたれた胃を引きずらずに済みそうです。

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古谷彰子

古谷彰子

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学非常勤講師、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

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