これまでCKDの第1選択薬として中心的役割を果たしてきた「アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE-I)」、もしくは「アンジオテンシン受容体拮抗薬(ARB)」にフォシーガを併用すると、プラセボ(偽薬)併用群と比較して、腎機能の悪化、末期腎不全への進行、心筋梗塞や脳卒中による死亡、腎不全による死亡のいずれかの発生リスクを39%低下させるという結果。併用のタイミングによっては、人工透析に至る期間を大幅に遅らせる可能性もあるのです。
腎臓病に関わる医師の多くが、SGLT2阻害薬を画期的な薬として捉えています。今後、CKDの治療の流れが変わる可能性もあると考えています。
進化する糖尿病治療法