それによると、肉アレルギーを起こす体質を持つ人は、そうでない人と比較して、心筋梗塞などの心臓病のリスクが2倍以上、増加していたのです。心筋梗塞では肉アレルギーの抗体陽性率が12倍以上も高いことも分かりました。どうやら肉アレルギーのある人は、心臓の病気にも気を付ける必要がありそうです。
医者も知らない医学の新常識
信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。