【A】 オミクロン株はBA.1~5株まで報告されていますが、今回のBA.5株は昨年流行のデルタ株の4倍、今までの主流のオミクロンBA.2の1.3倍ほど感染スピードは速いといわれています。従って、軽症だからといって警戒を緩めてはいけません。爆発的な感染者数になると、重症化率が低いといっても、多くの患者が出る。すると、入院病棟が足りなくなり、いわゆる医療崩壊へとつながります。さらに、沖縄や島根県、あるいは海外ではロンドンなどでは医療関係者が次々とオミクロン株にかかり、医師などが不足し、医療逼迫状態になっています。多くは軽症で済むといっても、感染者が爆発的に増えれば、医療逼迫を招く可能性が強いのです。当然、総数が増えれば、死者数も増えてしまいます。 (つづく)
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現場専門医に聞いたオミクロンBA.5とのつき合い方