認知症を予防する補聴器のすべて

あと何年生きるか…もったいないから補聴器にお金をかけたくない

聞こえを改善して健康寿命を全う(C)PIXTA

 厚生労働省が作成した「令和3年簡易生命表」によると意外な実態が浮かび上がってきます。

 令和3年の70歳の平均余命は男性15.96年に、女性20.31年。そして80歳の平均余命は男性で9.22年、女性で12.12年なのです。

 そうなんです。もしも今あなたが80歳なら、この後およそ10年は生きることになるわけです。

「どうせ2~3年しか」は大きな間違いなのです。

 だからその10年を楽しく生きるためにも、聞こえを改善して健康寿命を全うすることはとても大事だとなります。

 冒頭のお客さまも聴力測定を実施し、2週間のお試し期間を経て調節を行い、ご自分に合った補聴器をご購入いただきました。

 人生にはいろいろな音があります。それはどれもあなたにとって必要な大切な音。健康寿命を全うするためにも、補聴器を活用して、そんな音を聞き漏らさないようにしてください。

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田中智子

田中智子

シーメンスの補聴器部門でマーケティングの勤務を経て、2020年補聴器販売会社「うぐいすヘルスケア株式会社」設立。認定補聴器技能者資格保持。

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