医療トピックス

コロナワクチン接種後死亡 新たに6人の補償を決定し計10人に

ワクチン接種が推奨されているが…(C)日刊ゲンダイ

 ほかに、27歳から86歳までの男女15人の医療費・医療手当の請求が認められた。認められた疾病名・障害名は、くも膜下出血、心筋梗塞、心房細動、脳出血、急性心不全、両側動眼神経麻痺、高血圧の悪化、左網膜中心動脈閉塞、アナフィラキシー、めまい、両側肺動脈血栓塞栓症、両下肢深部静脈血栓症、レビー小体型認知症の悪化、急性間質性肺炎、急性心筋炎、急性心膜炎など。

 一方、今回否認されたのは4件、保留は2件だった。

 これによりこれまでの受理件数5013件中1117件を認定し、101件を否認。現在の保留件数は28件となった。

 ちなみに9月23日までに新型コロナワクチン接種後死亡が報告された人数は1881人。そのすべてが死亡一時金と葬祭料を申請し、認められたと仮定すると、総額は835億円となり、今回までに認可された10人に支払われる4億4000万円あまりの死亡一時金と葬祭料は、190分の1に過ぎない計算となる。

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