「80代の母親が脊柱管狭窄症で、歩いていると脚がしびれて歩けなくなります。以前は遠くのスーパーまで買い物に出掛けていたのですが、脚が痛くて歩けないので、宅配サービスを利用するようになりました」
こう話す男性が悩んでいるのは、母親に脊柱管狭窄症の手術を強く勧めるかどうか。整形外科に通ってブロック注射を打ってもらっているけれども、一向に症状が良くならない。
主治医の先生からは「低侵襲の内視鏡手術もある。脚が痛くてつらいなら手術もいいのでは」と説明を受け、気になってはいるが、母親とともに「80代にもなって手術はどうだろう。年だし、どこか痛かったり不具合があるのは仕方がないことでは」という思いもあり、迷っているのだそうです。
脊柱管狭窄症は私の専門外ではあるものの、ひとつ言えるのは、「歩けるようになる術があるならば、『年だから』と思わないで、積極的に検討してみるといいのでは」ということです。
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