アスリートの快眠術

東京五輪柔道金メダル ウルフ・アロンが大学時代から続ける90分間の仮眠の効用

ウルフ・アロン氏(26歳・柔道家)/(C)日刊ゲンダイ

 お湯につかっているときは、リラックスすることが大事なので柔道のことは一切考えません。つかりながらユーチューブの動画をよく見てます。いろんな人が映画についてアレコレ考察しているものとか。ああいうのってなんか面白いんですよ(笑)。こういう考え方、見方があるんだなぁとか。固定観念にとらわれないよう、いろんな人の意見をインプットしてます。

 寝るときは抱き枕を抱いて、必ず右向きで寝るようにしています。枕にはあまりこだわっていません。抱き枕を体に挟むことで一番腰に優しい体勢になるのと同時に、胃の左側にある入り口を上向きにすることによって、胃酸が逆流しないなど、胃腸の働きをよくしてくれるんです。

 抱き枕はファイテン社の「ボディピロー」を3年間ほど使ってますね。「S字」の形をしているので抱きやすく、右向きに寝られるように設計されているようです。

2 / 5 ページ

関連記事