アスリートの快眠術

東京五輪柔道金メダル ウルフ・アロンが大学時代から続ける90分間の仮眠の効用

ウルフ・アロン氏(26歳・柔道家)/(C)日刊ゲンダイ

 耳を圧迫しないように耳用の穴もある。国内外の遠征時は荷物の関係で持ち運びしづらいので、掛け布団を抱き枕のように抱いて寝ています。マットも(全柔連のスポンサーである)エアウィーヴのものを使っています。

 寝室の電気は消して、遮光カーテンを使ってます。テレビは置いていません。テレビを見ながら寝ちゃったりしますからね。

 寝つきが悪いときは、携帯で動画を見たりはしますが、横になってひたすら眠りにつくのを待ちます。眠りやすいヒーリング音楽を聴いたり、耳栓をしたりとかもない。寝酒も飲みませんね。飲んで寝ちゃうときはありますけど(笑)。

 眠れないからといって起き上がってテレビを見たりすると、かえって覚醒して眠れなくなったりする。ただ黙って横になっていれば、そのうち寝ていることもあるし、ベッドで横になるだけでも体は回復しますからね。

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