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世界の男性の男性器が30年で24%長くなった謎 学術誌で報告

急速に進んでいる肥満が第二次性徴を早めているという説も…(C)iStock

 しかし思春期が早く始まるようになった理由もわかっていません。一説では、環境や食べ物の中にある化学物質が原因とされています。農薬にはホルモン分泌に影響する物質が含まれているからです。

 また急速に進んでいる肥満が、第二次性徴を早めている原因という説もあります。

 これが果たして人間にとって良いことなのか悪いことなのか、その答えも出ていないのが現状です。

 アイゼンバーグ教授は、この答えを知るために調査を続けたいとコメントしています。そして、さらに正確な記録を集めるベストの方法は、子供達の身長と体重を毎年測るように、男性器の長さも計測する事だと語っています。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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