科学が証明!ストレス解消法

痩せたければ食べる姿を思い浮かべる「脳内食事」…食欲を抑制

食欲と上手に付き合いたい(C)日刊ゲンダイ

 また、「自宅で食べるより外食のほうが太る」「1人より複数人で食べると食事量が増える」という研究もあります。ダイエットをするなら、できるだけ自炊して1人で食べた方がいい。一方で、毎日1人で食事をすると、精神的な面でふさぎ込んでしまう可能性があるため、あくまで太ってきた際のコントロール法として覚えておいてください。

 脳は新しい刺激を求めます。そのため、繰り返し同じものばかりを食べるよりも、適度に新しいものを食べた方が好ましい。コロナ禍によって、テイクアウト可能なお店が増えましたから、生活に変化を加えるという点から、テイクアウトを取り入れるのは効果的です。

 また、お店で食べると、つい「もう1品食べたい」となってしまうことがありますが、帰宅してしまえば追加オーダーはできません。自分でコントロールしやすいこともテイクアウトの利点でしょう。

3 / 4 ページ

堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

関連記事