リオに着いて、乗り換えとなった時は夜中でした。人がほとんどいない暗い空港の待合室で不安に過ごしました。それでも、学会場のあるボリビアのサンタクルスには、無事、予定通り翌日のお昼に着きました。空港で全身のボディーチェックを受けましたが、スペイン語では何を言われても分かりません。案内表示板も読めませんでしたが、英語の話せる女性をやっと見つけてタクシー乗り場を教えてもらいました。
タクシーは、ホテルの名前を言ったら乗せてくれました。発車と同時に2人の知らない男性が飛び乗ってきて驚きましたが、彼らは途中で降りていきました。ホテルの入り口には銃を持った兵隊が立っていました。チェックインして部屋に入って、やっとホッと落ち着きました。
夜6時ごろ、大学の講堂に案内され、学会の開会式が行われました。壇上にはたくさんの旗があります。偉い方々のご挨拶の内容は分かりませんでしたが、民族衣装の踊りを見せていただきました。その後、ホテルに移動しての歓迎パーティーで、9時過ぎに夕食だったと記憶しています。
がんと向き合い生きていく
人生初の海外学会だったボリビアでただただ白い湖に案内された
タクシーに知らない男たちが…