40%が3年以上痛みを抱える「五十肩」…4つのポイントだけ押さえれば対策はOK

眠れないほど悪化

 日本整形外科学会所属で、肩疾患の治療実績がある整形外科専門医がいる医療機関を探せるサイトもある。「整形外科を受診しよう」からさらに一歩進んで、「肩を診れる医師を」へ。

③【強い肩の痛みがあれば、ステロイド注射を】

 肩関節周囲炎などで肩関節に炎症があれば、炎症と痛みを和らげるために肩関節に注射をする。

「肩の炎症が強い場合、ステロイドが非常に効果的です。肩関節内への注射なので、全身への影響は少なく、副作用の心配は少ない。受診した医師からステロイド注射の提示がなければ、ぜひ相談してみてください。ただし糖尿病の方は、ステロイドには血糖値を上昇させる作用があるため、注意が必要です」

④【一方の肩が五十肩になったら、もう一方の肩の五十肩対策を】

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