まず最初に、すでに開発されている誠実さや正直さをはかる実験方法をもとに、参加者のフェイスブック上の行動を分析します。そして、アプリが罵詈雑言や口汚い言葉、誠実な言葉といった言語学的検出を行い、参加者の冒涜率とステータス更新における正直さの関係を調べたといいます。
たとえば、アプリが「ちくしょう」などといった罵り言葉を検知し、その上でステータス更新時の「いいね」などの好意的な態度や、誠実な言葉がどれだけあるか、照合するという具合です。
また、アマゾンのサービスを使った調査では、被験者によく口にする汚い言葉を挙げてもらい、「対面時」「独り言」「文章において」などシチュエーション別に頻度を尋ね、その上で、誠実度を測るテストを行いました。
誠実度の計測に関しては、嘘をつく可能性もありますから、「これまでに嘘をあまりついたことがない」といった意地悪な質問を含ませる徹底ぶりです。こうした設問に対して、「はい」と答えられる人は、嘘をつく傾向が高いですから、きちんと加味して調査をしたわけです。
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