「意外な死因」2022年最新版…死亡した156万9050人を調査

(C)takasuu/iStock

 山で遭難したのならわかるが、家で凍死なんてあるわけがない。そう思っている人も多いだろうが間違いだ。

 凍死は死因分類上「自然の過度の低温への曝露」となり、2022年は1450人(男性845人、女性605人)で、このうち家や庭での死は613件もあった。一方、熱中症による死亡にあたる「自然の過度の高温への曝露」は1477人(男性881人、女性596人)だった。

■餓死

 飽食の時代と呼ばれる現代において信じられない話だが、死因が「食糧の不足」が15人(男性12人、女性3人)いた。年齢別では、45~49歳1人(男性)、55~59歳2人(男性)、60~64歳2人(男性1人、女性1人)、65~69歳3人(男性2人、女性1人)、70~74歳3人(男性)、75~79歳2人(男性1人、女性1人)、80~84歳1人(男性)、85~89歳1人(女性)となっていいる。 なお、「水不足」が死因のケースは90~94歳の男性1人の記録がある。

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