■お酒の飲みすぎ
健康志向で“酒飲み”が減っているいまの時代に、「飲みすぎで亡くなる人なんて多くはないだろう」と思いがちだ。しかし、長年の飲酒が原因で亡くなる人は少なくない。
最も多いのはお酒が原因の肝臓の病気で、アルコール性肝疾患6296人(男性5437人、女性859人)。これは肝臓の病気1万8896人(男性1万2431人、女性6465人)の33%にあたる。ほかに、アルコール性急性膵炎35人(男性32人、女性3人)、アルコール性慢性膵炎31人(男性28人、女性3人)がある。また、554人(男性501人、女性53人)がお酒による行動や精神障害で亡くなっている。このうち369人(男性331人、女性38人)が依存症だった。
■自宅で凍死