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衝撃…全米14州で中絶禁止以降、レイプで妊娠した女性は6万5000人

写真はイメージ(C)iStock

 専門家は「レイプ後に妊娠した人は、中絶を選ぶ可能性が高いことは分かっています。ということは、中絶禁止州で必要な医療を受けられなかった人が何万人もいたということです」とコメントしています。

 性的暴行を届け出るには、大変な勇気とストレス、トラウマが伴います。「それを考えるとこの数字はもっと大きくなるでしょう」という専門家もいます。

 妊娠した6万5000人のうち何人が出産したのか、または州外などで中絶手術を受けたのかはわかっていません。

 人工妊娠中絶の是非は、今年の大統領選でも大きな争点となっています。バイデン氏に投票するという女性の多くは、その理由として彼が中絶を擁護していることを挙げています。

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シェリー めぐみ

シェリー めぐみ

NYハーレムから、激動のアメリカをレポートするジャーナリスト。 ダイバーシティと人種問題、次世代を切りひらくZ世代、変貌するアメリカ政治が得意分野。 早稲稲田大学政経学部卒業後1991年NYに移住、FMラジオディレクターとしてニュース/エンタメ番組を手がけるかたわら、ロッキンオンなどの音楽誌に寄稿。メアリー・J・ブライジ、マライア・キャリー、ハービー・ハンコックなど大物ミュージシャンをはじめ、インタビューした相手は2000人を超える。現在フリージャーナリストとして、ラジオ、新聞、ウェブ媒体にて、政治、社会、エンタメなどジャンルを自由自在に横断し、一歩踏みこんだ情報を届けている。 2019年、ミレニアルとZ世代が本音で未来を語る座談会プロジェクト「NYフューチャーラボ」を立ち上げ、最先端を走り続けている。 ホームページURL: https://megumedia.com

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