スポーツでわが子に「ケガをさせない」「繰り返さない」ポイント…スポーツドクターに聞いた

写真はイメージ

 普段の姿勢については、診察時だけではわからないことも多い。本人が自覚していないこともよくある。親のチェックが役立つ。

「日常の姿勢や動作がケガの原因になっていることをしっかり伝えると、意識して正そうとするようになる。クリニックでの指導とともに、本人の理解と意識が非常に重要。ケガの背景にある原因に気付き、変わることで、動作(フォーム)が良くなり、ケガを繰り返さなくなり、パフォーマンスが向上します」

 かみもとスポーツクリニックでは、スポーツドクターである上本院長のほか、理学療法士、柔道整復師、アスレチックトレーナーといったスポーツ外傷・障がいの専門知識を持ったスタッフがチーム体制で治療・指導にあたっている。

 整形外科も専門領域が広いので、スポーツによるケガの場合は、スポーツドクター(スポーツ医)がいる整形外科を受診することを勧める。

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