HPVワクチンに対し、親が「危なそうだから」「まだ早いから」と反対するケースもあるという。子供の健康を考えて、親も正しい知識を。
なお、子宮頚がん予防においては、HPVワクチンと子宮頚がん検診の両方が必要。子宮頚がん検診の受診率は高くなく、また子宮頚がんは早期発見でも将来の妊娠時の流産や早産のリスクが高まる。異形成という、現在はがんではないがこの先はわからない、という段階で見つかった場合は、3~6カ月ごとの定期検診が必要となる。
※ワクチンには「9価」のほか、「2価」「4価」もあるが、最も予防効果が高いのは「9価」になる。