さらに米国立老化研究所によると、メトホルミンを投与したマウスは、投与していないマウスに比べて寿命が5%延び、がんの発症は減少したそうです。
メトホルミンを使用した糖尿病患者の方が長生きであることも分かっていて、米国では「メトホルミンによる加齢抑制研究」(TAME)も進行中です。
メトホルミンを服用する高齢者と服用しない高齢者に分けて、寿命のほか、心筋梗塞、がん、認知症などの発症に違いがみられるか追跡しています。
Dr.中川 がんサバイバーの知恵