MRIで脳室拡大の有無を調べ疑いがあれば、一度腰に細い針を刺してたまった髄液を抜く「タップテスト」を行う。局所麻酔をするので痛みはなく、20分ほどで終わる。症状が改善するようであれば、たまった髄液を排出させるバイパスを作るシャント手術になる。「Aさんのように、驚くほど手術で変わります。“年のせい”と思って見逃しているケースも多いのですが、おかしいと思ったら、一度検査を受けてください」
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