寿命縮める「夜間頻尿」 原因の“悪習”はこうして克服する

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「ウオーキングをするとふくらはぎが刺激されて血流などが良くなり、血液、リンパ液が心臓に戻りやすくなります。早朝は効果がないが、夕方以降のウオーキングは下肢のむくみを改善し、余分な水分を就寝前までに腎から尿で出してくれる。夜の尿が少なくなって夜間排尿の回数が減り、安眠できます」

(2)就寝1時間前にマッサージして足を上げる

 足首から順に上にいくように、ふくらはぎを両手でマッサージ。もんだりさすったりすればいい。また、数十分の足上げだけでも効果がある。

「(1)と同じで、血液とリンパ液が心臓に戻りやすくなります」

(3)寝る2~3時間前に風呂に入る

「血流がよくなり、寝る前に下肢の水分が尿となって出ます」

(4)塩分を減らす

「塩分の過剰摂取は体内のナトリウムとのバランスを崩し、水分を欲するようになります。すると夜間の尿量が増え、頻尿になる。特に夕食は、塩分少なめのメニューにした方がいい」

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