独白 愉快な“病人”たち

水前寺清子さんが語る「脊椎管狭窄症」を克服するまで

水前寺清子さんは今年70歳(C)日刊ゲンダイ

 気をつけていることといったら、「自分の心と違うことは言わない」ぐらいかな。心にないことを言って、後で考えると病むでしょ。“食生活はペケ、気持ちだけマル”ね。

 昔、「60歳になったら、みんなで海外移住しよう」なんて話していたのに、あっという間に10年も過ぎちゃって。

 そんな約束をしたことすら忘れちゃいました。おかげさまで、今も元気に、楽しく歌手を続けさせていただけているので、このまま行けるところまで行こうと思っています。

▽すいぜんじ・きよこ 1945年、熊本県生まれ。64年、19歳で「涙を抱いた渡り鳥」でデビュー。NHK紅白22年連続出場、司会を4回務める。68年「三百六十五歩のマーチ」でミリオンセラーを記録。現在、「チータと謙二の夫婦歳時記」(BS朝日土曜午前5時半~)、「DO YOU?サタデー」(BSフジ土曜正午~)で司会を務める。

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