秋が深まると増える「夜間頻尿」 3つの原因と防止法

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

「1日の排尿回数が8回以上は頻尿で、就寝中に2回以上排尿する人は夜間頻尿の可能性が高いなどとされていますが、気にする必要はありません。回数に関係なく、トイレが近過ぎて遠くへ出かけられない、夜中にしばしばトイレに立つので寝不足になり昼間の集中力や記憶力が低下するなど、生活に支障が出たら対応すればよいのです」

■骨盤底筋を鍛える

 ちなみにトイレの回数が多いのは、「冷えが強い」「運動不足」「ストレスがある」「コーヒーなどのカフェイン入り飲料や利尿作用のあるビールなどを好む」「降圧剤など利尿作用の強い医薬品を服用」「前立腺肥大」「糖尿病」「尿路結石」「膀胱炎や尿道炎などの細菌感染症」「妊娠中」などの人だ。

「心当たりのある人は、まずは持病の治療とともに生活習慣を改める必要があります。とくに、寝る前は体を冷やさないことが大切です。寝るときに靴下をはく、お風呂で体を十分温める、暖かい飲み物を飲むことを心がける。寝る前にコーヒーなどカフェインを含む飲み物や利尿作用のある薬を取らないようにしましょう」

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