ただし、患者側もそれなりの覚悟が必要だ。「治療には時間がかかります。傷痕ができて3カ月後、肥厚性瘢痕ができてすぐに治療を開始した理想的な患者さんでも、3~6カ月はテープを毎日貼り続け、患部をあまり動かさないようにしなくてはなりません」 何年も放置していれば、治療にはその数倍の年数がかかる。それでも「何もなかったかのよう」と感動するほどきれいになる。痛み、かゆみも消える。 誰でも経験する(した)かもしれない疾患だからこそ、「もしも」の時のために知っておこう。
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