飲み方と食べ方にコツ 忘年会の“血糖値スパイク”こう防ぐ

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

■いかに糖質をゆっくり少しずつ腸に入れるか

 では、忘年会ではどんなことに気をつければいいのか?

「お酒はできたらワインや焼酎を選びましょう。血糖値を下げてくれます。日本酒や紹興酒などには糖質が含まれているので極力控えましょう。危険なのはジュースなどで割ったサワーやカクテル。糖分が多く、避けた方が無難です」

 お酒を飲み過ぎると、肝臓に脂肪がたまり、インスリンの効き目が悪くなる。結果、血糖値スパイクにつながる。

 おつまみは、おかきやチーズ類などは血糖を上げるが、食べ物で特に気をつけたいのが、お好み焼き。特に専用ソースには糖質が多く入っている。頭に入れておこう。

「血糖値を抑えるのに重要なのは、いかに糖質をゆっくり少しずつ腸に入れるかです。そのためには食べる順番が大切。野菜や肉を先に食べるようにして、糖質の多いものは後から食べるようにしましょう」

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