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7割が太りすぎで4割が肥満…アメリカ国民の“肥大化”深刻

 子供にファストフードを食べさせない、学校の自販機に砂糖入りジュースやカロリーの高いお菓子などを置かないなどの対策や、元ファーストレディーのミシェル・オバマさんが推奨していた「もっと動こう!」などのメッセージが多少は功を奏しているのかもしれません。

 一方、WHO(世界保健機関)によれば、若年層の肥満は経済発展に伴い世界的な傾向となっています。特に0~5歳の幼児の肥満症は1990年の3200万人から、2016年は4100万人に増加。特にポリネシア、ミクロネシア、中東、アフリカ、カリブの島々などの発展途上国で深刻化し、中でもアフリカでは過去約30年間に肥満症の幼児が2倍以上に増えました。

 WHOでは「このままいくと肥満症の幼児の数は2025年には7000万人に達する」と警告しています。

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シェリー めぐみ

横浜育ち。早稲田大学政経学部卒業後、1991年からニューヨーク在住。

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