患者の枕元には、空の牛乳パックを用意しておくと便利だそうだ。嘔吐物の飛び散りを防ぎ、看病する人は臭いなどをブロックして“もらい嘔吐”せずにトイレに捨てやすい。飛び散ったところを拭き取ったら、塩素系洗剤で水拭きして除菌する。濃度は、家庭用漂白剤10ミリリットルに水1リットルだ。
「ノロに感染したとき、下痢止めを飲むと、かえって回復が遅れます。下痢と吐き気で水も飲めないほどひどいときは、病院での点滴が必要です。また、インフルの薬を服用して2日経っても熱が下がらないと、肺炎の恐れが高い。すぐに再受診してください」
岡崎のようなこともあるだけに、このくらいは頭に入れておこう。
病み患いのモトを断つ