100年老けない脳の作り方

麻雀はなぜ脳にいいのか専門家が解説 活発に働く角回とは

ギャンブル性がドーパミン神経系を刺激

「脳の活性化に必要なのはギャンブル性です。自分が思い描いた展開から和了できた場合、脳はドーパミン神経系の働きによって快感を覚えます。ただし、いつも同じように勝てるようになって慣れてしまうと、快感はどんどん弱まります。ドーパミン神経系に刺激を与え続けるには、勝ったり負けたりするのがいい。しかも、実は快感は、結果ではなく、予測したときに高まります。“これは勝てる”と思えた時がピーク。不安定な要素があるほど、予測時の快感は大きいのです」(篠原菊紀氏)

 展開を読み、こうすれば勝てそうだと予想する。そうやって勝ったり負けたりするのは、競馬や競輪、ボートレースなどの公営ギャンブルも同じだ。パチンコやパチスロの不確実性も脳にはいい刺激になる。

 脳の若さを保つために、これからもギャンブルを大いに楽しもうではないか。

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