ストレス社会の生き延び方

1万人の面談でわかった ストレスに悩まない人の7つの習慣

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 6つ目は「書く・人に話す」。

「何が不安なのかを書き出し人に話すことでその原因がはっきりとし、対処方法が見えてきます。そして、うんうんと話を聞いてもらうだけで『理解してくれる人がいるんだ』となり、自己肯定感が高まります。そして孤独や不安が和らぎます」

 最後の7つ目は「新しい出会いを求める」。

「いつもと違うルートで通勤してみる、新しくできた店に入ってみる、勉強会や交流会に参加してみるなど。新しい人との出会いや新しい学び、新しい習慣など非日常を楽しむ。ワンパターンになることを避け、脳に新しい刺激を与え、ストレスに悩む時間をリフレッシュしましょう」

 1つでもできそうな習慣があれば、実践してみたい。

 (構成・中森勇人)

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武神健之

武神健之

東京大学医学部大学院卒。一般社団法人日本ストレスチェック協会代表理事。年間1000件の健康相談、ストレス・メンタルヘルス相談を行う。著書に「職場のストレスが消える コミュニケーションの教科書 上司のための『みる・きく・はなす』技術」(きずな出版)などがある。

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