働き盛りの40代、50代は仕事に追われ、会社でも家庭でも責任は増すばかり。周囲を見渡しても、心身の不調で会社を休んでいるケースは少なくない。
そして、そんな中高年のほとんどが、ストレスによってテストステロンの分泌が低下してしまっているのだという。
「私たちは人生100年時代に突入しました。ただ長生きするだけでなく、楽しく過ごさなければなりません。いつまでも若く、健康でいるために必要なのがテストステロンなのです。実際にアメリカでは、このホルモン補充療法を多くの人が行っており、心配されるようながんにつながるような結果は出ていません。今の時代、目が悪ければメガネをかけたり、コンタクトをしたり、レーシック手術をしますよね。歯が悪ければ、入れ歯やインプラントなども。それと同様に、元気がなければテストステロンの量を増やすような食事や生活をしたり、積極的に補充したりすれば、元気で充実した生活が手に入れられるのです」
90歳現役医師 最強の体調管理