病の克服は患者に聞け

脊柱管狭窄症<4>退院2カ月で杖とはオサラバできた

曽我陽三さん(C)日刊ゲンダイ

 担当医から「半年間は安静にしてください」と、言われた。

 自宅にあるベッドを1メートルほど高いベッドに取り換え、ダイニングの椅子も座高を高くして座る椅子に変更した。腰を落とすソファにはまだ座れない。

 現在、1日の目標の歩数を決めて散歩を継続しているが、退院2カ月が過ぎて、杖の使用も必要がなくなった。

「手術痕は、まだ少し痛いですが、10年間苦しんできた痛みからは解放されました。この手術は痛いという恐怖感を抱いておりましたがね。これなら1年半前、医者から手術を勧められたとき、さっさとやっておいたほうがよかったと反省しています」

 (おわり)

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