担当医から「半年間は安静にしてください」と、言われた。
自宅にあるベッドを1メートルほど高いベッドに取り換え、ダイニングの椅子も座高を高くして座る椅子に変更した。腰を落とすソファにはまだ座れない。
現在、1日の目標の歩数を決めて散歩を継続しているが、退院2カ月が過ぎて、杖の使用も必要がなくなった。
「手術痕は、まだ少し痛いですが、10年間苦しんできた痛みからは解放されました。この手術は痛いという恐怖感を抱いておりましたがね。これなら1年半前、医者から手術を勧められたとき、さっさとやっておいたほうがよかったと反省しています」
(おわり)
病の克服は患者に聞け