耳鳴りを感じたらすぐ受診 チェックしたい「間違った治療」

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 補聴器は、その人に合うように微妙な調整が不可欠。補聴器に関する専門家の補聴器相談医の手を借りるべきだ。補聴器相談医を受診すれば、診断情報提供書を発行してもらえる。これを持って「認定補聴器販売店」で補聴器を購入し、細かい調整をするのがベスト。

「補聴器でも聞こえない重度の難聴の方には人工内耳と呼ばれる手術治療もあります。また慢性中耳炎で鼓膜に穴が開いている場合は、補聴器をつけにくい。手術をして聴力を改善させることは耳鳴りに効果的です」

 ガイドライン登場で、専門医以外もエビデンスに基づいた耳鳴りの治療をしやすくなった。“耳鳴りはよくならない”とあきらめていた人も、これを機にぜひ受診を。

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