医者も知らない医学の新常識

胃薬で糖尿病になるリスクが増加 消化器専門誌が論文掲載

写真はイメージ

 今年の消化器学の専門誌に掲載された論文によると、こうした胃薬を長期間飲んでいる人は、そうでない人と比較して、24%も糖尿病になるリスクが増加していました。  

 もちろん必要な時には強い胃薬も飲むことをためらうべきではありませんが、漫然と強い薬を続けることは、他の病気の原因となるケースもあるようです。

2 / 2 ページ

石原藤樹

石原藤樹

信州大学医学部医学会大学院卒。同大学医学部老年内科(内分泌内科)助手を経て、心療内科、小児科研修を経て、1998年より「六号通り診療所」所長を務めた。日本プライマリ・ケア学会会員。日本医師会認定産業医・同認定スポーツ医。糖尿病協会療養指導医。

関連記事