■常に患者を守る側に立つ
一部報道によると、会員制のSNSで安楽死を肯定する発言を繰り返し、亡くなった女性患者と実際にやりとりをしていた宮城県の医師は、医学部を卒業後に厚労省に入り、7年ほど医師国家試験を担当する「試験専門官」を務めていたといいます。逮捕されたもうひとりである東京都の医師は、日本の医科大学を中退した後、海外の大学を卒業したと申請して医師国家試験を受け、医師免許を取得したそうです。しかし、海外の大学を卒業した事実が確認できないため、警察は、東京都の医師が不正に医師免許を取得した可能性と、当時、試験専門官を務めていた宮城県の医師の関与についても調べているといいます。
仮にそれが本当だとすれば、彼らは医師の資格を取得する時点で、すでにルール違反を犯していることになります。簡単にルールを破ってしまえるうえ、ルール違反に対して何の後ろめたさも感じないタイプといえるでしょう。
上皇の執刀医「心臓病はここまで治せる」