科学が証明!ストレス解消法

幸福感に与える影響力は「所得」よりも「自己決定」の方が大きい

写真はイメージ(C)日刊ゲンダイ

 運ばれてきた料理を見て、「想像していたのとは違う」と思って食べるよりも、「想像していなかった料理が来たけど、私はこれと巡り合うためにチョイスしたんだろうな」と思って食べた方が、幸福度は雲泥の差となります。

 心理的リアクタンスを回避するために、積極的に朝令暮改をし、自分の意思決定として上書きしていく――。自己決定として考えることが、過度にストレスをため込まない軽減術のポイントですよ。

3 / 4 ページ

堀田秀吾

堀田秀吾

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

関連記事