①血液、リンパ液、関節液などの体内循環を促す
②日中の姿勢で歪んだ背骨や、ストレスのかかった筋肉をリセットする
③体温調節を促す
これらの働きがうまく行われていないと、朝起きたときに「首や肩が痛い」「疲労感」「寝違え」「頭痛」「腰痛」などの症状が出やすいのだ。
そして、寝返りを阻害する原因のひとつに、枕や寝台(ベッドや布団)が合っていないことが挙げられる。特に枕が合っていないことで首姿勢が悪くなり、いびきや無呼吸が起こる場合があるという。
「私は長年の臨床経験から、睡眠時の寝姿勢を整える上で、最も重要なアイテムが枕だと考えています。首は『体軸』の一部として、胸や腰と比べて非常に不安定な部位であり、その睡眠中の首姿勢を決定するのが枕だからです」
病気を近づけない体のメンテナンス