その理由はハッキリしない。しかし、三井医師はО型はある種の炎症性サイトカインの分泌量が多いことから、これがペロニー病発症のメカニズムに関係しているのではないか、と考えている。「今回の研究はペロニー病の発症メカニズム解明の糸口になると期待しています。また、血液型ごとに発症リスクが異なることがわかったことで、生活習慣病の改善に役立ち、ペロニー病の予防にもつながるのではないかと考えています」
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