正月明けは要注意!「眼精疲労」には目の病気が隠れている

目を休めるだけでは解消しないのが「眼精疲労」

「老視の人はメガネが合わなくなっている可能性があります。老視は始まると急激に進むのでメガネを作って1年以上たったら、再検査をした方がいいでしょう。とくに出来合いの市販の老眼鏡を使っている人は、左右の視力が異なっていることが眼精疲労の原因になっている場合があります。こちらも気を付けなければなりません」

 近視用のメガネを使っている人で老視が進んだ人は、累進メガネを使うことで眼精疲労の症状を軽減することができる。

 ドライアイも眼精疲労を強めるため、座る位置やエアコンの位置を考える必要がある。

「強いドライアイも、適切な点眼液や涙点プラグの使用などにより症状が改善します。自分なりに工夫しても眼精疲労が軽減しないという人は、早めに眼科医に相談するといいでしょう」

 意外と見落とされがちなのは、糖尿病が関係する眼精疲労だ。

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