それでも、神様も、仏様も、居るかどうか分かりませんが、体が健康であることには感謝しなければならないと思っております。勝手に、ひとり、現場から逃げてしまいましたが、先生には、どうしてもお礼の手紙を書かなければならないと思っていました。
ありがとうございました。
支離滅裂な文となりましたが、元気で生きています。ごめんなさい。私はもう、医療者ではありません。
天日干しのお米がうまく収穫できましたら、お送りします。どうかその時は召し上がってください。
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手紙をもらったA医師は、「彼の心はぎりぎりだったのだろう。それに気づけなかった」と、自分を情けなく思いました。一緒に働いた時の、彼の笑顔が浮かんできました。
がんと向き合い生きていく