例年、流行のピークは1~2月に迎えるため、今からでも感染対策をしっかり行う必要があります。基本的には手指消毒、マスクの着用、3密を避けるなど、新型コロナ感染症と同じ対策でよいのですが、インフルエンザワクチンの接種も有効です。
インフルエンザワクチンの最も大きな効果は「重症化」を予防することです。国内の研究によれば、65歳以上の高齢者福祉施設に入所している高齢者については34~55%の発病を阻止し、82%の死亡を阻止する効果があったというデータもあります。
また、インフルエンザワクチンは新型コロナワクチンとの同時接種も可能です。私も同時接種を行いました。幸い今シーズンはインフルエンザワクチンの在庫不足はないようです。ワクチンが効果を発揮するまでには2週間程度の時間がかかることなども考えると、できるだけ早い時期に接種することをおすすめします。
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