冬のかゆい乾燥肌を徹底対策 すぐにできる5つのポイント

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「乾燥がひどくなると強いかゆみを伴い、さらに悪化するとひび割れや皮むけなどが見られることもあります。赤みや水ぶくれなどを伴う湿疹が出ることがあり、これを皮脂欠乏性湿疹と呼びます。湿疹は放置しないで、悪化する前に皮膚科に行ってください。炎症を鎮めるステロイド外用薬が処方されるので、それを塗るようにしましょう」

 普段気を付けたいことは次の通り。

■保湿剤を使う

 入浴後は体温が高くなるため、乾燥した部位にかゆみが出やすい。また、皮脂も減少しており、速やかに保湿剤を全身に塗るように習慣化したい。高齢者で、中でも男性は、保湿剤を使う習慣がない人が少なくないが、乾燥肌になりやすい高齢者ほど保湿剤が必要。

「ドラッグストアで販売されている商品でもいいですし、皮膚科でヒルドイドという保湿成分が入った保湿剤を処方してもらうこともできます」

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