病気を近づけない体のメンテナンス

肌<下>習慣化したい「保湿」「冷却」「清潔」のポイント

写真はイメージ

 肌の「かゆみ」「カサカサ」「赤み」「吹き出物」などの症状。今は夏・冬ともにエアコンを使っているので、乾燥して「敏感肌」や「乾燥肌」などの弱い肌になりやすい。さらに、夏場の紫外線は追い打ちをかけて、弱った肌にダメージを与える。

 普段からどのようなケアを心がけるといいのか。

 弱い肌を強くして、皮膚のトラブルを防ぐ対策を「肌活」と称する「うるおい皮ふ科クリニック」(千葉県松戸市)の豊田雅彦院長が言う。

「肌活は単なるスキンケアだけを指すのではなく、腸内フローラ(細菌叢)のバランスを整えて体を健康にする『腸活』と同じように医学的意味があります。皮膚には皮膚フローラ(細菌叢)があり、アレルギーや免疫機能と強く結びついています。この皮膚フローラのバランスを保つことも肌活の目的のひとつです。肌活で実践してもらいたい習慣は、『①保湿』『②冷却』『③清潔』の3つです」

1 / 4 ページ

関連記事