メガネを語る

アンティークがズラリ 東京メガネミュージアム<S・T・A・G・E>

(C)日刊ゲンダイ

 そんな晰也氏が収集したコレクションのうち326点ほどが2005年に同社本社内にオープンした企業内博物館「東京メガネミュージアム<S・T・A・G・E>」で一般公開(要予約)されています。実際に足を運んでみると、その充実ぶりに驚かされます。世界中から集めたさまざまな形状のアンティークメガネのほか、メガネケースやスパイグラスなども展示されており、その中には徳川幕府15代将軍・徳川慶喜が愛用した天眼鏡(写真)や、室町幕府12代将軍・足利義晴が使用したメガネのレプリカも展示されています。

 また、日本を含め世界のメガネの歴史の流れが展示されており、とてもわかりやすく勉強になります。夏休みには親子連れや眼鏡学校の生徒たちの姿も多いとのこと。関心がある人は予約のうえ訪ねてみるといいでしょう。

(メガネウオッチャー・榎本卓生)

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